私は現在、栄養指導や入院患者さんの食事調整、献立の確認、透析患者さん向けのハートラだより(毎月発行)や、栄養課だより(隔月発行)の作成などを担当しています。毎日のように新しい学びや気付きがあり、忙しく感じることもありますが、いつでも相談に乗ってくれる先輩栄養士や多職種のスタッフがいる環境のおかげで、充実感を得ながら働くことができています。
病院で働いている中で特にやりがいを感じるのは、関わった患者さんの病態や栄養状態が改善した時です。栄養指導や食事の調整などを行い、検査データや身体計測値、食事摂取量の改善に患者さん自身が実感し喜ばれている姿を見た時、とても嬉しい気持ちになります。患者さんとお話しする際は、一方的に情報提供をするのではなく、何ができるかを一緒に考え、一緒に頑張ろうという気持ちで関わらせていただいています。
また、患者さんにとって何が最適かを考える上で、先輩栄養士や多職種のスタッフに相談をし、答えを導き出せた時にもやりがいを感じます。誰かと協力できるこの環境はとてもありがたいです。
これからもこの素敵な環境の下、学び続けることを忘れず、患者さんからもスタッフからも信頼される病院栄養士を目指していきたいと思います。
NST(栄養サポートチーム)…毎週木曜日にカンファレンスとラウンドを行っています。管理栄養士が専任を務め、低栄養のリスクや外科の手術予定がある患者さんを抽出し、医師・歯科医師・看護師・薬剤師・歯科衛生士と共に栄養サポートを行っています。
その他、褥瘡チーム、緩和ケアチーム、認知症ケアチーム、QC活動、透析運動療法チーム、 転倒転落対策チーム、WLB推進チーム等にも参加しています。