入院されるとき

入院まで

入院するまでの生活について

  1. 入院が決まりましたら、うがいや手洗いを行い、風邪などをひかないように体調を整えましょう。
  2. 手足の爪のネイルアートやジェルネイルは入院前に落としてきてください。
  3. 入院前に指示された休薬のある場合は忘れずに管理してください。
  4. 手術を受ける患者さんは、各診療科の説明にしたがい、体調管理に心がけてください。

入院の手続きについて

  1. 平日に入院される場合は入院支援センターに、土曜・日曜・祝日に入院される場合は、救急外来へお越しください。その際は休日明けに、病棟事務へ保険証・受給者証をご提示ください。
  2. 必要書類等
    1. 入院申込書(当院では、保証会社と契約している為、連帯保証人は不要です。)
    2. 健康保険証またはマイナ保険証
    3. 診察券(IDカード)
    4. 各種医療費受給者証(高齢者・乳幼児・公費)
    5. 過去3か月の間に他の病院に入院し、「退院証明書」をお持ちの方はご提出ください。

入院費用について

  • 保険証について
  • 受診の際にはマイナンバーカード(保険証)での保険確認をお願いいたします。
  • 当院では、マイナ保険証の利用を推進しております。マイナ保険証をご利用いただくことで、以下のメリットがあります。
    • お薬の履歴や健康診断の情報等が共有され、正確な情報に基づいた診療を受けることができます。
    • 高額な医療費が発生する場合に、手続きなしで自己負担額を所得に応じた限度額にできます。
    • 限度額適用認定証等がなくても、高額療養費制度における限度額を超える支払いが免除されます。
  • 差額室料や入院時食事療養費、保険外の費用は高額療養費の支給対象となりません。
  • 限度額の計算は、複数の医療機関を受診した場合および同一の医療機関で同一月に入院と外来で限度額を超えた場合は、それぞれに限度額適用の認定を受けることになります。
  • 70歳以上の方と70歳未満の方では自己負担限度額が異なります。また、所得区分によっても異なります。詳しくは、ご加入の健康保険の窓口または市区町村の保険窓口へお問い合わせください。
  • 入院中のお支払いについて
  • 入院費は月末締となっております。請求書は翌月10日以降にお届けいたします。 なお、退院の方の清算は退院当日となります(休日の場合は、清算の日付が前後することがありますのでご了承ください)。
  • 請求書をお受け取りになりましたら、1階『医療費自動精算機』でお支払いください。 クレジットカードでの清算は暗唱番号が必要になります。窓口でクレジットカードはご利用できませんのでご注意ください。また、サインによるお支払いもできません。
  • 医療費自動精算機のご利用時間は次のとおりです。
    • 平日:午前8時30分~午後7時
    • 土曜・日曜・祝日:午前9時~午後4時
  • 入院費用についてのお問合せやご相談のある方は、入院支援センター窓口にお申し出ください。

差額室のご案内

  • ※病棟の状況により、差額室は確約できませんのでご了承ください。
  • ※病状や術後の状態に応じて差額室管理をお願いする場合もございます。

個室A(一人部屋)差額室料11,000円/1日

設備・備品: ユニット式シャワー・テレビ・クローゼット・個室型トイレ・ソファ・洗面台・冷蔵庫

※テレビ・冷蔵庫の利用料は室料に含みます。

個室B(一人部屋)差額室料7,700円/1日

設備・備品: ユニット式シャワー・トイレ・ソファ・洗面台・床頭台(テレビ・冷蔵庫つき)

※テレビ・冷蔵庫は別料金です。

個室C(一人部屋)差額室料6,600円/1日

設備・備品: トイレ・洗面台・床頭台(テレビ・冷蔵庫つき)・ソファ

※テレビ・冷蔵庫は別料金です。

個室D(一人部屋)差額室料5,500円/1日

設備・備品: 洗面台・床頭台(テレビ・冷蔵庫つき)

※テレビ・冷蔵庫は別料金です。

個室E(一人部屋)差額室料4,400円/1日

設備・備品: 床頭台(テレビ・冷蔵庫つき)

※テレビ・冷蔵庫は別料金です。

2床室(二人部屋)差額室料3,300円/1日

設備・備品: 洗面台・床頭台(テレビ・冷蔵庫つき)

※テレビ・冷蔵庫は別料金です。

料金は10%の消費税込みの表示となっております。産婦人科病棟は消費税非課税となります。

各種相談について

  • 患者相談窓口について相談時間:平日午前8時30分~午後5時 診療等に関する相談、苦情、診療費等に関する相談などがございましたら、病棟職員または3階の患者相談窓口へお気軽にお申し出ください。
    • 生活上および入院上の不安等に関する相談
    • 入院病棟では聞けない治療や患者に関する相談
    • 医療者の対応等に起因する苦情や相談
    • その他
  • 居宅介護支援事業所の利用について
    • 在宅での介護について心配や不安がありましたらご相談ください。
  • 診療録等の開示について
    • 診療録・診療記録などの診療情報の開示を希望される方は、病棟職員へお申し出ください。

退院支援 退院調整について

  1. 入院時から、患者さんやご家族からの情報や病状により、退院支援・退院調整が必要であるかを検討します。 支援や調整が必要と判断された方には、患者さんやご家族のご希望を考慮し、退院後のより良い療養について退院支援計画書を作成します。
  2. 各病棟に療養支援ナースを配置し、退院調整が必要な方には、 院内の退院調整部門と連携を取りながら 退院を支援します。
  3. ご自宅での療養が難しい場合、病状を考慮し、患者さんやご家族のご希望を伺いながら、その方に合った療養先をご提案し、調整します。

各種文書の申し込みについて

  1. 診断書、生命保険診断書、傷病手当金証明書、労災関連証明書、特定疾患診断書等の各種文書を申込される場合は、申し込み専用用紙に必要事項を記入の上、1階・新患受付窓口内の「各種文書窓口」にてお申込みください。
  2. 文書受付時間は次のとおりです。 平日午前8時30分~午後5時
  3. 文書料金について 申込み時にお支払いいただきます。
    • 診断書5,000円+税
    • 生命保険診断書8,000円+税

その他文書につきましては、種類により料金が異なります。なお、転科がある場合は診療科ごとに料金が掛かりますので、あらかじめご了承ください。

入院生活について

入院当日

入院に必要な物品について
  1. 入院中の必要物品は持参していただくこととなります。入院時に必要な物品 (衣類、下着、 バスタオルなど) に加え、各診療科で配布される案内の通りにお持ちください。
  2. 生活用品(はし、スプーン、 シャンプー、歯磨き等)、 病衣、タオル、 オムツなどアメニティセットは必要時にご契約いただけます。
  3. 入院中に追加で必要なものがある場合は、 1階売店 (セブンイレブン) で購入可能です。 セブンイレブン KOYO 仙台赤十字病院店 022-307-3326
入院や手術当日の駐車券の割引処理方法について
  • 以下の場所で対応いたします。 平日17時まで・・・・・ 1階の新患窓口(平日15時までは総合案内でも対応可) 夜間・土日祝日・・・・・ 夜間休日出入口防災センター ※患者さん1名につき、車1台の割引になります。
  • 入院中に、ご自身の車を駐車される場合は、料金がかかります。 その際は1階防災センターでの手続きをお願いします。
  • 駐車料金 ・入院患者・・・・・・・入庫後12時間まで100円 入庫後24時間まで600円(以降24時間ごと600円) ・面会の方・・・・・・・60分/100円 入庫後24時間まで600円(以降24時間ごと600円) ・付き添いで入院されるご家族・・・・・・1日100円(以降24時間ごと100円)
入院の際の薬に関する注意点について
  • 予定入院日数+2~3日分(整形外科の場合は1週間分多めに)の薬をご持参ください。 原則、 入院中は他院・他科の受診はできません。
  • ご持参される際、 薬局で渡された形でのご持参にご協力ください。
  • 外用剤 (目薬、 湿布、 吸入薬、 点鼻薬、ぬり薬など) もご持参ください。
  • 入院時に内容確認のため、お薬を看護師または薬剤師が一度お預かりいたします。 お預けになる際はお薬と一緒にお薬手帳などもご提出願います。
  • 事前に医師より休薬指示を受け、入院後に再開予定のある薬も入院の際にご持参ください。 抗血小板薬、抗凝固薬、ピルなどは手術前に中止する場合があります。
  • 市販薬やサプリメントの中には、治療や手術に影響を与えるものがあります。 内服している場合はかならず医師や薬剤師に申し出てください。

【市販薬やサプリメント、健康食品に関する手術前の注意点について 】
 市販薬やサプリメントの使用は (1)手術中の血圧や心拍数に影響を与える (2)麻酔薬の効果、持続時間に影響を与える (3)出血のリスクをあげる (4)血糖値に影響を与えることがあります。
そのため、当院では7日前から中止して頂くようお願いいたしております。
 例えば、アスピリン(解熱鎮痛剤)やDHA・EPA(魚油)、ニンニク、ノコギリヤシ、イチョウ葉エキスなどの血液をサラサラにする成分やチョウセンニンジンや麻黄(エフェドラ)などは心拍数の増加や血圧上昇などに影響します。
 入院中、免疫力の低下やそれらの服用で病気を隠してしまったり、感染を拡大させたりする恐れがあるため、ご持参はご遠慮いただいております。
 入院中の治療を安全に行なう為にも、ご協力の程よろしくお願いいたします。

入院してから退院まで

入院中の他院受診についてのお願い

当院は 診療報酬の包括評価制度(DPC)対象病院であるため、 入院中に保険扱いによる他の医療機関受診 (お薬の処方のみも含みます)はできない決まりです。

入院生活の説明
  • 検温 朝7時、昼2時、夜7時
  • 食事 朝7時30分、昼12時、夜6時
  • 感染面・衛生面・安全面を考慮し、病棟に給茶機はございません。必要に応じ各自でお茶や水等をご準備ください。 なお、お茶や水をお求めの際は、自動販売機及び1階売店(セブンイレブン)等をご利用ください。(電気ポットの持ち込みは禁止です)
  • 起床時間 朝6時
  • 消灯時間 夜9時
  • 検査、処置等がある場合は、時間の変更があります。
  • 携帯電話 使用できます。常時マナーモードに設定をお願いします。携帯電話で会話する場合は、面会コーナーを利用してください。
  • アルコール 禁酒。飲酒された場合は退院となります。
  • たばこ 禁煙。電子タバコも禁止です。喫煙した場合は退院となります。
  • 貴重品・現金:床頭台の金庫に入れて施錠をしてください。金庫の鍵は常に携帯するようお願いいたします。
  • シャワー 病室内・病棟内のシャワーを利用可能です。 中 午前9時~午後5時の間にご使用ください。 医師の指示によりシャワー浴ができない場合には、清拭を行います。
  • ドライヤー 病棟に備え付けのものがあります。
  • パソコン 使用可能です。
  • インターネット 無料のWi-Fiを用意しております。
  • 部屋の移動 病棟の都合により、急遽、お部屋の移動をお願いすることがありますが、その際は、ご協力をお願いします。
  • 1階売店 (セブンイレブン) 朝7時~夜8時(営業時間は変更となる場合がございます)
  • 美容室 午前9時~午後5時(平日)

テレビ・冷蔵庫・ランドリー・クリーニングの利用について

  1. 利用機器
    • 1)テレビ冷蔵庫 ・・・病室の各ベッドサイドに設置
    • 2)洗濯機・乾燥機:各病棟に設置
  2. 利用料金
    • 1)病室内テレビ:60円/時間 10分毎に10円
    • 2)冷蔵庫:1回 24時間あたり100円
    • 3)洗濯機:1回100円、 乾燥機 : 100円/30分 洗濯乾燥(少量の場合) 1回300円洗濯乾燥 (標準量)1回400円
    • 4)DVD:60円/時間 ※10分毎に10円(※6階小児科病棟のみに設置)
  3. 利用上の注意
    • テレビを視聴する場合にはイヤホンを使用いただきます。イヤホンを持参していただくか、売店又は各階のイヤホン販売機で購入してください。 ※ワイヤレスイヤホンは使用できません。消灯後のテレビのご利用はご遠慮ください。
  4. クリーニングについて
    • ご自分で洗濯の難しい場合等は業者によるクリーニングをご利用いただけます。 ご希望される方は病棟職員までお知らせください。(午前9時~午後5時)

貴重品等の持参・管理について

  1. 入院中の所持品の管理に付きましては患者さんまたはご家族の責任のもとで管理をお願いしております。ご高齢などでご自身での管理が困難な患者様について、 日常使用される入れ歯・補聴器・眼鏡、および携帯電話等について持参の有無を確認します。
  2. 金銭に関して、 入院中に使用予定のない現金は持参しないようお願いします。 現金の管理につきましては、 床頭台の金庫で保管し鍵を患者様に所持していただいております。 所持品の紛失については、原則として病院での責任は負いかねますことをご了承下さい。

入院中の食事について

医師・歯科医師の指示により、患者さんの病態・ライフステージに合わせた食事を提供しております。パンや麺類の対応もしております。ご希望の際はご相談ください。
ただし、治療の都合上、ご希望に添えない場合もございますので予めご了承ください。
食事の事でお困りの際は、 管理栄養士にご相談ください。

面会について

面会については、こちらをご覧ください。

勤務時間外の「インフォームド・コンセントー説明と同意」について

医療従事者の長時間の時間外勤務(夜間や休日の出勤)が常態化し、「働き方改革}を妨げる大きな要因となっております。
そこで当院では、緊急時を除き、患者さんおよびご家族に対する「インフォームド・コンセント−説明と同意」は、原則として勤務時間内(平日、午後5時まで)に行うことにしております。
職員の健康を守るためご理解とご協力をお願い申し上げます。

医療安全に対するご協力のお願い

安全・安心な医療を受けていただくために、患者さんには以下の点のご協力をお願いします。

  1. 患者間違い防止について
    • 職員が注射・処置・検査等の前にお名前を確認します。お尋ねした際は、フルネームでお名前と生年月日をお答えください。また、全入院患者さんにネームバンドを装着しています。
  2. 危険物の持ち込みについて
    • 安全上、はさみ・果物ナイフ・ライター等の危険物の持ち込みはご遠慮ください。 はさみが必要な場合には病棟職員にご相談ください。
  3. 転倒転落を防ぐために
    • 入院中は、ご自宅と違う環境や病気による体調変化により、思いがけず転んでしまう危険があります。 当院では、患者さんやご家族のご協力で転倒・転落を起こさないことを目標としています。不安な事やわからない事がある時には、遠慮せず、いつでも病棟職員にお尋ねください。 入院時の履き物はかかとまで覆う履き物をご用意ください。1階(セブンイレブン)売店でも履物の用意があります。

退院時間について

当院では、より多くの患者さんを受け入れるため、退院時間を原則10時とさせていただきます。
なお、診療上の理由などがある場合はこの限りではありません。
皆さまのご理解とご協力をお願いいたします。

退院時の忘れ物について

病院から連絡いたします。

電話が繋がらない場合や折り返しがない場合には、 退院から7日経過した段階で処分いたします。

退院の際は忘れ物がないようにご自身で確認をお願いします。

皆さまの声

より良い病院とするため、皆さまの声をお寄せください。”ふれあい箱”を1階玄関ホール及び各病棟に設置しております。
診療や職員の対応などについて、苦情相談を申し出たい方は、ご遠慮なく患者相談窓口(3階相談窓口)へ申し出願います。