当麻酔科は手術を受ける患者さんの全身状態を手術中できるだけ良く保ち、どのような疾患・病態にも対処できるよう努力しております。当院の年間 2100 例の全身麻酔、脊髄くも膜下・硬膜外併用麻酔を全て担当しております。
特徴としては、手術前の鎮静薬投与はせず、歩行可能な患者さんには歩いて入室してもらい、重病感の軽減と患者取り違えなどのトラブル防止に努めております。また、小児の麻酔導入はご家族の同伴の下に行っております。
もう1つは、 40年前より本邦のパイオニアとして硬膜外麻酔を手術時および術後疼痛対策に駆使しております。安全、確実な硬膜外麻酔を行うために、他ではほとんど実施されていない硬膜外カテーテル造影を行っております。
術者には手術が実施し易く、患者さんには安全で手術後も痛くない、全国に誇れる麻酔を行っております。