この制度は「かかりつけ医(診療所やクリニック)」と「地域医療支援病院(=当院)」が同じ地域の中で、医療の機能や役割を分担することで、患者さんにとってより効果的で安心な医療を進めていくためのシステムです。
ふだんは、お近くの「かかりつけ医」に受診をお願いし、当院では「かかりつけ医」の先生より紹介を受けて、専門的な医療(検査・治療・入院)や救急医療を担当いたします。
当院を受診される際には、「かかりつけ医」の紹介状をご持参ください。
※なお、出産を予定されている方は制度が異なりますので「ご出産予定の皆さまへ」の項目をご覧ください。
また、急性期の治療が終了して病状が安定しましたら、患者さんにご相談の上、お住まいの近くの「かかりつけ医」へ日常の診察についてご紹介させていただいています。その際、病状に合わせて「かかりつけ医」の診療をお手伝いし、必要に応じて当院にも定期的な検査のために受診していただくといった、かかりつけ医と当院が連携することによる、適切な医療の提供を共同で行ってまいりますのでご安心ください。
当院は地域医療支援病院であるため、かかりつけ医の紹介状(診療情報提供書)をお持ちの方を優先しております。紹介状を持たずに受診される方は、受付及び診察の待ち時間が長くなる場合がございますので、あらかじめご了承ください。
初診時選定療養費として、7,700円(税込)をいただいておりますが、下記にあてはまる場合は初診時選定療養費をいただきません。
初診時選定療養費とは?
病院と診療所の機能分担の推進をはかるために国が定めた制度で、200床以上の病院は、紹介状を持たない初診患者さんから、初診時選定療養費を徴収できるというものです。
受付開始時間は、8:00からとなります。
各科ごとに診療曜日、診療時間、予約制の導入の有無が違いますので、詳細は各科の外来担当医表をご確認ください。
※紹介状をお持ちになった場合でも、病名や症状によっては専門医の外来日に併せて日を改めてご来院いただくことになる場合もございます。
※高額療養費制度の利用について、マイナンバーカードで受診される患者さんについては、「限度額適用認定証」は不要です。
※マイナ保険証を利用されない方は、健康保険証をご持参ください。
なお、マイナンバーカードを持っているものの健康保険証としての利用登録を行っていない場合は、当院で設置しているカードリーダーから手続することが可能です。(ご自身の「マイナポータル」からも手続き可能です。)
何かご不明な点がありましたら、お近くのインフォメーションにお声がけください。
診察申し込み時にお渡しする受付票の受付番号が、外来診療科のモニターに申し込み順に表示されます。
診察が終了後、番号は順次消えていきます。
申し込み順に診察を行いますが、診察順は、患者さんの症状・検査の結果による診察等、様々な要因で順番が入れ替わる場合がありますのでご了承ください。
医師の診察を受けた後に、病院・診療所でお薬のかわりに処方箋をお渡しすることを「医薬分業」といい、この医薬分業は、厚生労働省による国の医療政策の一環です。院外処方箋を出すことにより、医師は、お薬のことを専門家である薬剤師に任せ、一層診療に専念することができ、その結果、患者さんは、より充実した医療を受けることができます。また、医師が自由にお薬を処方できるため、患者さんに処方するお薬の幅が広がると共に、使用するお薬の重複や相互作用をチェックできるので、より一層の安全なお薬の使用が期待できます。
当院も遅ればせながら、平成14年3月より全面実施することになりましたので、ご理解をお願いいたします。
院外処方せんには有効期限があり、有効期間は処方せんの交付日を含めて4日間です。5日目以降は、再度、処方せんの交付が必要になります。なお、再交付の場合は、健康保険は適用されず、自費診療になります。
ただし、あらかじめ何らかの理由により4日以内に処方せんを薬局に持参できないことが考えられる場合は、医師は有効期限を延ばすことができますので、受診の際に医師にご相談ください。