産婦人科ニュース

妊娠線について

妊娠して腹部が大きくなると、皮膚が割れたようになることがあります。これを妊娠線(皮膚萎縮線条)と呼びますが、皮膚が伸ばされて真皮や皮下組織が薄くなることで発生します。
予防として、乾燥を防ぐために保湿クリームを使用する、急激な体重増加を防ぐということが挙げられます。妊娠線が赤くなると痒みが出てきますので、必要なときはお薬を処方します。出産後は白っぽくなって目立たなくなります。
痒みの他に医学的に問題となることはありませんが、美容の点から気になる場合は、腹部をしっかりと保湿することをお勧めします。