ホルモン補充療法について1

閉経前後の時期に起こる更年期症状。症状は多彩であり、多かれ少なかれ誰でも通る道のため、がまんしている方が多い印象です。
更年期症状が日常生活へ支障をきたすような場合は「更年期障害」として治療をお勧めします。治療には内服薬や貼り薬、ジェルタイプのお薬などがあります。漢方薬も使用します。

ホルモン補充療法は、女性ホルモンを少量補充することで症状を緩和します。患者さんによっては使い方を工夫する必要がありますので、必ず産婦人科医の診察を受けて処方してもらうことをお勧めします。
中にはホルモン補充療法が適さない方がいらっしゃいます。下記の表をご覧ください。