院長からのご挨拶

 当院には毎月約8,500人が外来を受診される他に、二次救急指定病院として月約200件の救急車を受け入れています。入院が毎月約8,500人、病棟稼働率が平均92%と、県内の公的病院中でも最も稼働している病院の一つです。外来・入院とも患者さんの7割が太白区か名取市在住ですので、地域医療支援病院として仙台医療圏の南部地域の医療に大きく貢献していると言えます。
 当院が八木山に移転してから今年で45年目となります。その間、さまざまな災害が起こりましたが、そのたびに当院からも医療支援チームを派遣し地域災害拠点病院の役割を果たしてきました。また、県が指定する総合周産期母子医療センターが設置されており、多胎妊娠や前置胎盤、早産、様々な偶発合併症を持つ妊婦など集中管理を必要とする妊婦さんが県内全域から広く紹介されます。一方で、里帰りの妊婦さんも広く受け入れており、当院ホームページを通して妊婦健診や分娩前後の様子を紹介しています。また早産による未熟児や出生後の状態が不安定な新生児も県内全域から救急搬送され、県の周産期医療の充実に大きな役割を果たしています。
 当院では施設や設備の老朽化が進み、医療の安全とレベルを維持するためにも施設や設備の更新が喫緊の課題となっております。今年1月には県の地域医療構想の中で宮城県がんセンターとの病院統合と名取市への新築移転の基本計画を公表しましたが、実際に移転するまではまだ数年ありますので、しばらくは現状の診療を維持することになりますので、新年度も当院をどうぞよろしくお願いいたします。

院長 八重樫 伸生