平成28年4月現在(外来担当医表は毎月更新)

外科

 外科のスタッフは総勢7名で、外科学会、消化器外科学会、消化器病学会、大腸肛門病学会の専門医、指導医、がん治療認定医として、それぞれのエキスパートが日々診療にあたっております.また、当院は上記学会の研修指定病院ともなっており、若手外科医を育てる役割も担っております.

外科

外科スタッフ
前列左から 小林照忠・舟山裕士・大越崇彦
後列左から 内藤覚・金子直征・鈴木秀幸・深町伸

 外来は、午前、午後とも毎日オープンしており、胆石、肛門・便失禁、ヘルニア、乳腺などの各専門疾患外来を扱うとともに、急患にも随時対応しております.

 手術は、患者さんにとってできるだけ体の負担が少なく、手術後の障害の少ない手術を心がけており、短期間で退院でき、早く社会復帰できるようにおこなっております.また、手術は外来受診より最短で1週間以内に行うことが可能です.

 当院は、かかりつけ医や関連施設と連携し皆様の治療を行っていきます.当院での治療が一段落した後は、お近くの診療所、かかりつけ医での治療、投薬を継続していただきます.継続的にフォローアップが必要な患者さんは、その後もかかりつけ医と同時に定期的に通院していただきます.

 

胃がん

日本人で最も多いがんは胃がんでしたが、最近では大腸がん、肺がんにトップの座を譲るようになりました.でも、やはり日本人に多いがんにはかわりありません.毎年の胃がん検診をうけていれば、比較的早期に発見することが可能で、その場合は簡単な手術でなおります.早期胃がんの多くは、内視鏡(胃カメラ)でとることが可能で、当院の消化器内科でおこなっている内視鏡的粘膜切除術で短期間の入院で、胃を切ることなく治療ができます.また、手術が必要になった場合は、腹腔鏡で切除することができ、これも短期間の入院ですみます.

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大腸がん

大腸がんは食生活の欧米化とともに日本で最も多いがんの一つになりました.大腸がんの検診は便の検査でおこないます.便の中のごくわずかな血液を検出することで判定し、陽性であれば大腸内視鏡(大腸カメラ)による検査が必要となります.小さなポリープであれば、内視鏡で大腸を切らずに切除することができます.大腸の切除が必要な場合は、腹腔鏡による大腸切除術をおこないますが、10日間程度の入院が必要となります.直腸にがんが出来た場合、現在では人工肛門を造らずに自然に排便できる手術(低位前方切除術や括約筋間切除術など)が多く行われておりますが、便の回数が増える欠点があります.

外科

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乳がん

外科乳がんは近年、増加しつつあるがんで若い人にもみられます.当院では、デジタルマンモグラフィー、固さを判定することのできる超音波検査、MRI検査などを駆使した精密検査でごく初期の乳がんを見つけることができるようになっています.治療では、現在化学療法(抗がん剤)や放射線を用いながら、がんを縮小し乳房を温存する手術が多く行われています.特に当院ではセンチネルリンパ節ナビゲーション手術により縮小手術をおこない乳房温存と術後障害の少ない手術をおこなっております.

当院での乳がん治療と乳がん検診についてはこちら

 

(センチネルリンパ節ナビゲーション手術:最初に小さな創でセンチネルリンパ節を摘出して転移がなければ、縮小手術を行い、術後障害の少ない、無駄のない手術を行うことができます.)

 

ヘルニア

外科で扱うヘルニアは、鼡径ヘルニア、大腿ヘルニアや臍ヘルニア、そして手術の傷に発生する腹壁瘢痕ヘルニアなどがあります.一般に、「だっちょう−脱腸」と呼ばれているのは多くは鼡径ヘルニアにあたります.足の付け根のもともとお腹の壁の弱い部分に発生しますが、高齢者では加齢とともに弱体化した部分に生ずるものです.長時間たっていたり、きばったりすると腹圧や重力で内臓の一部が出っ張ってくるのがヘルニアです.腸がでてくることもありますが、ときに戻らなくなることもあり、その場合には急いで手術が必要となります.手術は、メッシュを弱い部分にあてる手術が行われますが、術後の痛みやつっぱり感が少なく、短期間で退院でき、早期に仕事に復帰できる利点があります.

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急性虫垂炎

外科通称「モウチョウ」と呼ばれる虫垂炎ですが、非常にポピュラーな病気で多くの方が経験されているとおもいます.最初はヘソの上あたりが痛くなり、次第に右下腹部に移り、食欲がなくなって吐き気、嘔吐を伴うようになる患者さんが多いようです.抗生物質で良くなる場合もありますが、良くならない場合や重症の場合には手術が必要です.手術は腹腔鏡で1時間ほどで終わり、通常、2−3日で退院可能となります.以前の手術とちがい早い時期に仕事や学業に復帰でき、スポーツも間もなくできるようになります.

 

 

胆石症

外科消化液の一種の胆汁は、肝臓でつくられ胆管を通って腸に流れますが、その途中に胆嚢にたまるようになっています.胆石は、胆嚢や胆管のなかにできる石で、炎症を起こすと右上腹部の痛みや発熱を伴うようになります.また、右側の背中や肩の痛みを伴うこともあります.手術は、腹腔鏡で胆嚢を摘出する手術が一般的に行われ、通常、4−5日の短期間の入院で退院可能です.胆管にできた胆石は内視鏡で摘出することも可能です.

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肛門疾患

外科いぼ痔(痔核)、切れ痔(裂肛)、痔瘻を三大肛門疾患と呼びますが、その他に直腸脱、直腸粘膜脱が高齢化社会の到来とともに増えつつあります.症状は、脱肛、肛門にころころしたものができる、肛門の痛み、排便困難、膿の排出、出血などです.最も多い痔核の治療には、薬物療法(軟膏、坐薬、内服薬)を主に行いますが、効果が不十分な場合には、硬化(注射)療法や手術治療が必要となります.出血が原因で来院される患者さんの中には、大腸がんが見つかることもあり、簡単な検査で診断できますので我慢せずに来院されるようお願いします.

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便失禁

外科便が知らないうちに漏れてしまう、トイレに間に合わないことがあるなどの経験はありますか?実はそのようなかたは少なくないのです.一説には潜在的に500万人いるとの報告もあります.家族にも言えずに悩んでおられる患者さんも沢山おられます.これまでは有効な治療法はありませんでしたが、現在、便失禁はなおせる病気となりました.治療は、薬物治療、生活指導、骨盤底筋訓練、バイオフィードバック療法、仙骨神経刺激療法などがあります.特に仙骨神経刺激療法は、当院が東北唯一の治療施設となっており、東北各県から患者さんが見えられます.

 

仙骨神経刺激療法

仙骨は、骨盤の中央にある逆三角形の骨で尾てい骨の上にあります.仙骨には穴があって、この穴からリードを挿入し仙骨神経を電気刺激するのが仙骨神経刺激療法です.最初は電気刺激で少しピリピリしますが、すぐに慣れほとんど感じなくなります.外見上はほとんど分からず、普通に生活できるのが利点です。電圧の設定にもよりますが、電池の寿命のため、5年程度で交換が必要となります.最初は、発生させる刺激装置を体内に埋め込まず、外からリードだけを通して2週間の試験刺激を行います。効果が確認されれば、お尻の上部を小さく切開し、マッチ箱程度の大きさの装置を埋め込みます.

この治療法はヨーロッパでは1994年に認可されており、成功率が約80%とされています。国内の治験では、患者21人に実施したところ、半年で18人の治療に成功し、便失禁は全体平均で週15回から3回に減り、4人は完治しております.

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外来化学療法

がん治療で化学療法(抗がん剤治療)が必要になることがあります.当院では、外来通院で化学療法ができるようにがん化学療法室を設置し、がん化学療法認定看護師が常駐しております.吐き気、嘔吐、疲労感などの抗がん剤の副作用は、薬剤の使用法を工夫することにより、非常に軽くなっており、仕事を続けながらの治療も可能となっております.また、一部の薬剤では脱毛などの副作用がありますが、認定看護師が相談に応じます.

 

外来診療日

【外来受付時間】

再来機受付時間   7:00〜11:00(月〜金)/11:30〜15:00(月〜金)
(※保険証確認は7:45から行います)
新患受付時間   8:00〜11:00(月〜金)/12:30〜15:00(月〜金)

※基本的に予約制となっておりますので、診療の際は各科までお問い合わせ下さい

休診のお知らせはこちら

外来担当医

 
午前 小林 照忠 舟山 裕士 石居 健太郎 大越 崇彦 金子 直征
大越 崇彦 小林 照忠 舟山 裕士 小林 照忠 深町  伸
午後 小林 照忠 深町  伸 舟山 裕士 金子 直征 大越 崇彦
乳腺外来 胆石外来 肛門失禁外来 ヘルニア外来  
  肛門失禁外来      
(再来は全て予約制)
  • 健診センターは、月曜日から金曜日の午前中のみ受付いたします。
  • 手術等により担当医師が変更する場合がありますので、ご了承下さい。
  • 臨時の手術により午後の診療を変更する場合がありますので、ご了承下さい。
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