平成28年熊本地震災害救護活動報告・病院機能評価認定病院更新・赤十字医療施設キャリア開発ラダー認定証授与式

平成28年熊本地震災害救護活動報告

平成28年4月14日及び4月16日に熊本で発生した地震は、私たちにとっても5年前の東日本大震災を思い出させる出来事であったと思います。仙台赤十字病院では熊本地震発生直後から日本赤十字本社や宮城県支部と連携して情報収集作業を行い、救護班派遣をいつでも行えるよう体制を整えました。

仙台赤十字病院では4月28日(木)から5月3日(火)まで救護班1班(医師2名、看護師長、看護係長、薬剤師、臨床工学技士、社会福祉士)を派遣し、益城町の救護所で活動しました。現地では急性期は過ぎたというものの、避難所では避難者が所狭しと身を寄せ合い、疲労感の漂っているような印象を受けました。小学校避難所における救護所では内服薬が無くなったという方や呼吸器症状(風邪など)で受診される方が多かった印象を受けました。私たちが活動を行った益城町は町内のいたる箇所で家屋が崩壊し道路を塞いでおり、被災家屋の片づけに追われる町民の姿も多く見受けられました。

今回の地震は「まさか九州で起きるとは思わなかった」という声を耳にしますが、日本において地震が起きにくい地域というのはもはや存在せず、全国どの地域においても地震は起こり得るとう認識と地震が起きることを前提とした備えが必要であると改めて感じました。

最後になりましたが、熊本地震でお亡くなりになられた方へのご冥福を心よりお祈りすると共に被災された皆さまへお見舞い申し上げ、一日も早い復興を切に願いたいと思います。

平成28年熊本地震に対する当院の対応

派遣期間 内容 人数 活動場所
4月20日(水)~4月26日(火) 病院支援(医師)派遣 1名 熊本赤十字病院
4月25日(月)~5月1日(日) 病院支援(看護師)派遣 1名 熊本赤十字病院
4月28日(木)~5月3日(火) 救護班派遣(避難所での診療) 7名 益城町避難所
5月11日(水)~5月25日(水) 病院支援(看護師)派遣 1名 熊本赤十字病院
5月23日(月)~6月6日(月) 病院支援(看護師)派遣 1名 熊本赤十字病院

 

病院機能評価の認定病院を更新しました!

平成28年1月に病院機能評価認定更新のための訪問審査を受審し、その結果、認定を更新することができました。平成17年に初めて受審を行ってから、5年毎に更新審査を受けており、今回が3回目の更新となります。

病院機能評価では、患者さんの目に触れない部分も含めて第三者が評価し、病院が組織的に医療を提供するための基本的な活動 (機能) が、適切に実施されているかどうかが評価されます。病院機能評価の審査の結果、一定の水準を満たしていると認められた病院が「認定病院」となります。

今後も、認定病院として、地域に根ざし、安心・安全、信頼と納得の得られる医療サービスを提供すべく、努力していきますので、よろしくお願いいたします。

 

赤十字医療施設キャリア開発ラダー認定証授与式

3月23日、赤十字医療施設キャリア開発ラダー認定証授与式が行なわれ、平成27年度に認定を受けた38名に桃野院長より認定証が授与されました。
※ラダーとは「はしご」という意味があり、はしごを登るように、キャリアアップをするためのシステムをキャリアラダーといいます。