院長室だより

院長 桃野 哲

 今年の夏は全国的な猛暑で、熱中症や予防対策にかかわるニュースが毎日のように流れました。その最中、甲子園では仙台育英高校が大活躍で、優勝旗の白河越えを期待したのですが、あと一歩の所で残念な結果にはなったものの、応援した者としてはその健闘を大いにたたえたいと思います。大会が終わると平年以下の日照時間になって暑い日も去って一息ついたのですが、エルニーニョ現象により大型の台風がツインでしかも続けて日本列島を襲い、台風自体と停滞した秋雨前線が刺激されて、日本の各地で記録的な大雨を降らせ、水害や土砂災害が、始めは九州や西日本で、次は中部や関東、東北で発生しました。ここの所日本各地では、水害、土砂崩れや火山の噴火等の自然災害が続発しており、要注意です。被災された皆様には、心からお見舞い申し上げます。

関東・東北豪雨への日本赤十字社の救護活動

 9月9日からの栃木や茨城県の豪雨で、鬼怒川の堤防が決壊して常総市が水浸しになりました。決壊した堤防からの激しい濁流の中で、孤立した家の屋根に避難している方をヘリコプターで救助する様子がテレビ中継され、ハラハラ見ていて無事に救助されたのを見てホッとしました。宮城県は大丈夫だろうと思っていたのですが、1日遅れで仙台では七北田川が溢れて、富谷町や大崎市でも吉田川、渋井川等の堤防が決壊して洪水になり、多くの人が避難を余儀なくされたり、収穫前の田んぼが水没したりの災害が発生しました。当院は、大和町の避難所4カ所に医療ニーズ等の調査に救護員を派遣しました。また、被害の大きい常総市などでは、東部ブロックの各赤十字病院から救護班が出動して、各避難所での巡回診療や被災地の自治体と協力しての生活支援や救護活動を行っています。この災害でも、避難指示の遅れや伝達漏れ、行方不明者の確認が杜撰であった等の問題が生じており、常日頃から非常事態に備えて準備して置くことの重要性が再認識されました。

病院機能評価の受審準備中です

 正月早々に、3回目の病院機能評価を受審することになりました。初回、2回目の受審時と比べて、提供する医療内容も変化して来ており、それに伴って機能評価の審査内容も変わって来て、今回の審査ではチーム医療体制等が重視されます。受審して自己点検や評価をすることで改善点が見つかれば、直すことで院内環境をより良いものに整備出来ます。患者さんに少しでも良い環境で医療を提供するためには、自院の診療体制について外部の第三者機関から審査を受けることは、気が重くて準備は大変で、泥縄の体制整備になってしまうのですが、必要なことと考えております。

院内設備の更新や整備を行います

 病院の改築に向けて準備をしておりましたが、ここの所の建築費の高騰はすさまじく、計画を先送りせざるを得なくなりました。病室の内装やトイレ等は数年前に整備しておりますが、30年以上使用しているエレベーター、配電設備や給排水設備等は、更新や大がかりな整備が必要になっており、今年度末を目途に工事にとりかかります。工事の際には、何かとご不便をおかけすると思いますが、ご容赦ください。

転倒予防の日に「転倒予防セミナー」を開催します

 ご存知ない方が多いようですが、10月10日は、語呂合わせで全国「転倒予防の日」になっています。当院と名取市医師会の共催で、10月10日、2ページのように、名取市文化会館小ホールで「転倒予防セミナー」を開催しますので、お出かけください。

27.9.18