院長室だより

病院長 桃野 哲

 6月前半の東北は雨が少なく、仙台では気温が上がらず過ごしやすい毎日でしたが、福島、秋田などの他県では夏日、真夏日も多く記録されました。西日本では梅雨に入ったものの雨が降らず、ダム湖の底が見えるほどの水不足になり、稲作がピンチになりました。その後、6月18日に東北が梅雨入りすると、西日本では大雨が降り梅雨空になったのですが、東北では少し雨が降ってからは空梅雨が続いています。これからは高湿で暑い日が続いて、体調を崩しやすくなります。そこで、こまめに水分をとり、暑い日は冷房も適度に使って熱中症を予防しましょう。

 

ご報告

 お陰様で当院は、24年度の経営収支がプラスとなり、今年度の4~5月は入院数が減少気味で厳しい状況でしたが、6月に入ってからは持ち直しています。当院をご利用の皆様と、職員の頑張りに感謝しております。4月に入職した新人は、大分仕事を覚えて、独り立ちが近くなって来ましたが、今少し温かい目で見守って頂いて、更なるご指導をお願いします。
 昨年度、病棟は多床室を個室感覚の4床室にしてトイレや洗面所を改装し、外来ではトイレと耳鼻科外来を改装しました。明るくきれいになったなどと好評で安心しています。今年度の医療機器整備では、血管造影装置の更新を行い、胸部写真やCT検査と同じ様に超音波検査の画像や心電図を電子カルテのモニター上で見られるように、古くなった機器を更新する予定です。また、新病院建築計画も着実に進んでいます。

フローレンス・ナイチンゲール記章の受章

 金愛子さん(石巻赤十字病院副院長・看護部長)が、災害時看護の分野での功績が認められて、フローレンス・ナイチンゲール記章を受章しました。フローレンス・ナイチンゲール記章は顕著な功績のあった看護師に授与される世界最高峰の記章で、日本の受章者は105名になり、宮城県からは3人目の受章者になります。おめでとうございます。

ふれあい箱について

 これまで、病院長として「ふれあい箱」への投書は必ず自分で開封し、すぐに調査して対応するとともに、その内容を投書と回答集にまとめて職員に示して全員で共有することで、病院運営の改善や医療安全の推進に生かしております。この10年間、皆様からの投書のお陰で、病院が進む方向を誤ることなく運営出来たことに感謝しており、厚く御礼申し上げます。 
 投書を読み、直ぐに出来ることには即対応と心がけて、記名の投書であれば対応などについてご本人に直接回答して、頂いた全部の投書への回答を病棟などに掲示して公開して来ました。投書は、私どもの対応が不十分なことについてのご指摘がほとんどですが、稀にですが職員を貶めるとか容姿にからめての個人攻撃など、投書者の人柄をつい考えてしまうものも見られ、そのような際にはそこを伏せるなどの配慮をして掲示を続けて来ました。しかし、上記のようなことをしても、全部を掲示・公開することは支障ありではとの指摘を受けましたので、運用方法を一部変更することに致します。
 頂戴した投書の内容については、これからも従来同様に職員で共有して対応することで改善等に利用して参ります。差し障りのある一部の投書については、今迄のような公開を控える運用に致しますが、記名のものについては必ず調査・対応した結果をご本人に報告致します。
 ご意見は全て病院運営に生かし、必ずご返事を出しますので、記名でお願い出来ればと思います。新たな運用で公開を控えた投書に関しても、どうなりましたか等とお問い合わせがあれば、当院が実施した調査内容や対応などをお知らせ致します。なお、今回の「ふれあい箱」の運用変更に関してご意見をお寄せ頂ければ幸いです。