院長室だより

院長 桃野 哲

 この夏、ロンドンで開催されたオリンピックと続いたパラリンピックでは、日本選手の活躍にテレビ桟敷の皆様も熱くなって応援したと思います。メダルの色や数がマスコミの予想と異なり、今回もまたマスコミの甘い判断に踊らされはしましたが、成績は立派だったと思います。体操、レスリング、競泳、なでしこ&サムライブルーのサッカー、愛ちゃんの卓球、フェンシング、アーチェリー等々での日本選手の活躍とボルトの金メダル走に、皆様は大いに満足されたと思います。
 7月の初めから豪雨による災害が各地で頻発し、全国的に猛暑が続いて多くの方が熱中症に罹りました。仙台は気温が他よりも数度低かったのですが、あわや真夏日の記録更新かという9月中旬までの厳しい残暑で、凌ぎやすいとは全く感じませんでした。また、雨が殆ど降らなかったので鳴子ダムの貯水量が減って、一時は米作りの水不足も心配されました。つい最近、台風16号のあとで雨が降り、ようやく涼しいと感じる今日この頃、皆様はいかがお過ごしですか。

病棟・病室の改修工事を行っています

 当院の外来や病棟の廊下等は、震災で壁にひびが入ったので修理してきれいですが、病室は殆ど手入れをしていないので汚れが目立ち、建築後30年ずばりそのものです。そこで、院内をバリアフリー化し、全ての多床室を個室感覚の4床室に改修します。工事の済んだ部屋を見ると、やって良かったと思う出来上がりになっています。これから3月までの、外来トイレと全ての病室や病棟の洗面所・風呂・トイレの改修工事では、皆様にご不便や、騒音と振動でご迷惑をお掛けすると思います。ご容赦の程、宜しくお願い致します。

電子カルテシステムを導入します

 電子カルテでの診療開始を、2014年正月明けに決めて導入の準備中です。どこの外来・病棟でも電子カルテを開くと、患者さんの診療情報が正確に把握出来て、診療行為時には認証機能で確認が出来るので、より安全・安心な医療の提供が可能になります。
 患者さん1人に対して電子カルテは1カルテとなって、全科で共用します。カルテを開けば、各科の診療記録や検査成績を見ることが出来て、例えば消化器内科、耳鼻科、整形外科を受診中の患者さんがいると、どこの科でも、他科でどんな疾病を治療中で、どんな検査を受けていて、薬は何を内服しているかを確認出来ます。また、点滴注射などの治療では、A医師が患者BさんへDという薬を注射するように指示すれば、指示を受けたC看護師が準備してBさんに注射する時に、バーコード等で認証する機能を使って間違いが無いかチェック出来て、注射済みと入力すれば何月何日の何時にC看護師によりA医師の指示が実施された記録が残ります。電子カルテは、医療の安全に欠かせない有力な武器になります。

ふれあい箱から数件

入院患者給食
 昨年来、給食が不適当とのご指摘が多く寄せられました。そこで、この件について委託先と十分に検討し、食材選びを吟味して調理法を改善しました。最近では、悪い評価が少なくなっています。
待ち時間
 待ち時間が長いとのご不満が、ずっと続いていて申し訳なく思っています。いつも混雑している整形外科は予約外来のみとしましたが、相変わらず待ち時間が長くて予約は取り難くなり、皮膚科でも外来患者さんが多くてやはり待ち時間が長くなっています。当院では、患者さんに、体調不良の際には、先ず、近くのクリニック等(家庭医)を受診されることをお勧めしており、そこで検査や入院が必要な場合には当院を紹介していただく、病院と診療所が連携しながら診療する病診連携を推進しています。多忙で時間の取れない方は、是非一度、かかりつけ医を受診してみて下さい。
テレビ視聴等料金等
 テレビは余り見ないがその料金も含む定額料金は不合理、定額料金が高額等のご意見や、消灯後も同室者がテレビを消さないので気になって寝付けないとの苦情があります。設備工事や維持管理に必要な費用を診療による収益から支払うのは難しいので、受益者負担として有料にさせていただいていることを、ご理解下さい。なお、余り複雑にならずに使用形態を反映する支払い方法と、消灯後の運用停止について検討しています。