救護派遣報告

石巻圏合同救護チームコーディネート支援要員派遣報告

中央手術室 看護係長 松本亜矢
(遠藤尚文、遠藤公人、鈴木由美、菅原さとみ、太田やよい、髙橋周太郎、星恵美子)

救護派遣報告3月11日に発災した東日本大震災では太平洋沿岸を中心に多くの方々が被災しました。石巻地域には我々仙台赤十字病院の救護班も派遣され、活動にあたりましたが、他にも大学病院、各県立病院、医師会、日赤救護班等の医療チームが多数応援に入りました。これらの医療チームが効果的、効率的に活動するために、災害医療コーディネーターの石井医師(石巻赤十字病院第一外科部長)を中心に石巻圏合同救護チームが立ち上がりました。

救護派遣報告限られた医療資源を効率的に投入し、石巻圏の医療救護活動を偏りなく行うための協働組織体として一元的に活動する、そして石巻赤十字病院の高次機能の回復を促すために病院支援を行うことが目的です。仙台赤十字病院からは、コーディネート支援要員として医師2名、看護師6名がローテーションで派遣され、現在も活動中です。業務内容は全国から派遣されるチームを地域および石巻赤十字病院の救急医療支援に振り分けることです。毎日のミーティングで情報を集約共有し、バランスのとれたチーム派遣を行うことが要求されます。

救護派遣報告避難所数は、ピーク時の約半分(約160カ所、5月上旬現在)になったものの仮設住宅への移行計画は遅々として進まず、巡回診療を続ける必要があり、我々は救護チームが円滑に活動できるようにサポートを行っています。復興まではまだまだ長い道のりが残されており、これからも長期にわたる支援が必要とされます。みなさまのご協力をお願いいたします。また、被災された方々へは、こころよりお見舞い申し上げます。

救護派遣報告救護派遣報告


 

検査にまつわるエトセトラ

検査にまつわるエトセトラ その1

病理検査課長 佐藤 誠 (さとう まこと)

 病院の検査室はどんなことをしているのだろう? と思っている方も多いのでは……と思い、今回から検査のはなしをしていきます。
  検査室は血液・尿・便・痰や組織等を調べる検体検査と、心電図・超音波・脳波・聴力等を調べる生理検査に分かれています。採血された血液はすぐに検査されるものもありますが、多くの検査は採血管で分離を待つ必要があります。血液はそのままにしておくと凝固し、血清と血球に分離します。採血管には凝固を早める物質が入っており20分から30分くらいで凝固が完了します。分離した後に、得られる血清(尿と同じような色です)を使用して検査が始まります。
  なかなか検査結果が出てこないと感じる方もいるかもしれませんが検査には少し時間がかかることをご了承下さい。

検査にまつわるエトセトラ