お薬のKnow How

薬剤部 藤枝 香子(ふじえだ こうこ)

「このお薬はいつ飲めばいいの??」

今月から4回にわたり、お薬を安全、かつ効果的に服用・使用して頂くために、お薬のKnow Howを連載したいと思っております。
お薬を飲むときにお薬の袋に【食間】【食後】【食直後】などと記してあります。このとき、【食間】って、ご飯を食べている間?【食後】と【食直後】ってどう違うの?など疑問を感じたことはありませんか?第1回では、お薬の服用方法について説明します。

【食後】   一般的に食事が終わってすぐから30分くらい後までのことをさし、多くのお薬はこの服用方法となっています。食後とすることで、毎日ほぼ決まった時間に服用でき、そして飲み忘れを防ぐ、という利点があります。
【食直後】   食事が終わってすぐ後のことをさします。主にお薬の性質上このような用法となっています。例えば、痛みを抑えたり、熱を下げたりするお薬は胃腸障害という副作用があります。この副作用を防ぐために、食べた物が胃粘膜のバリアとなって胃壁を守ってくれます。
【食前】   食事を始める30分くらい前のことをさします。吐き気止めなどのように効果が出るまでの時間を考慮したお薬や、食事をとってもお薬の苦味で嘔吐するのを予防したい時などは食前にとるようになっています。
【食直前】   食事を始めるすぐ前のことをさします。糖尿病のお薬は、食事による高血糖を防ぐため食事を取る直前にとるようになっています。
【就寝前】   布団の中に入る直前のことをさします。睡眠導入剤などは、おトイレや歯磨きなど全て済ませてから服用し、服用後はお布団の中で静かに寝入るのを待ちましょう。
【食事中】   食事の最中のことをさします。例えば、病気の悪化を予防するために食事の成分とお薬が結び付き体外に排出を目的とされたお薬は食事中にとるようになっています。
【食間】   食事後、2時間くらいたった、胃の中がカラッポの頃をさします。胃内に食べ物があると、薬の吸収が良くなり過ぎたり、吸収されにくいお薬は食間にとるようになっています。
【頓服】   症状がでたり、ひどいときに服用します。一時的な症状をやわらげるもので、解熱鎮痛剤、狭心症発作改善薬などがあります。ただし、原因を隠してしまう恐れもあるため、服用にあたっては医師の指示に従いましょう。

★一般的にはこのようになっていますが、患者さんの生活スタイルやお薬の特徴などにより様々な服用方法があります。正しく安全にお薬を使うためにも服用時間を守りましょう。
イラストを数点配置する予定です。

 

病院からのお知らせ

病院機能評価認定病院更新!

当院は、平成17年2月に病院機能評価(Ver.4.0)を受審し、所定の認定基準を達成していると認められ、平成18年3月に病院機能評価認定病院として認定されました。その後、名称が変更され病院機能評価から医療機能評価となり、この度、医療機能評価の認定期間満了に伴い更新審査(Ver.6)を受審した結果、更新が認定されました。医療機能評価は、5年毎の更新があり、質の高い医療を継続して提供することが求められています。今後も認定病院として職員一同、より一層の医療の質と機能の向上を目指していきます。

認定書