院長室だより

院長 桃野 哲

新年明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。 

 皆様におかれましては、今年もご健勝で良い年になるようお祈り致します。旧年中はいろいろとお世話になりまして有難うございました。
  今年も当院は、赤十字が拠り所としている人道博愛に基づいて、一般的な診療、特徴的な診療を行い、地域の皆様の健康生活をお手伝いします。特徴的な診療として、総合周産期母子医療センターは県内や仙台圏の周産期医療の中心になって活動し、整形外科は下肢(股関節から足まで)と小児の整形外科に特化して診療します。私共は、患者の皆様に満足していただける病院を目指し、職員が誇りを持ち満足して働ける職場を目標にします。災害は起こらないのが一番ですが、赤十字病院が使命とする災害救護と災害発生に備えて救護訓練にも力を注いで参ります。


谷川原部長が仙台市医師会学術奨励賞を受賞

 総合周産期母子医療センター長の谷川原真吾部長は、日頃から仙台市産科セミオープンシステムの構築と運営に尽力されていますが、この度、その業績に対して第26回仙台市医師会学術奨励賞を授与されました。もちろん、長年にわたる周産期医療に対する功績と貢献も、評価されての受賞になります。一緒に働く私共にとっても名誉なことでとても嬉しく、心から「谷川原先生、おめでとうございます。」と申しあげます。

2月に医療機能評価を受審します

 当院は財団法人日本医療機能評価機構の認定病院(Ver.4.0)ですが、3月中に5年の認定期間が満了しますので、2月に更新の審査(Ver.6.0)を受けます。審査では、病院運営のスペシャリストで構成された審査員が院内を巡視して、診療へのガイドラインやクリティカルパスの導入、医療安全への取り組み、感染症対策、病院の設備や運営などに関連して細分された項目を全てチェックし、結果は5段階で評価されます。2の評価が1個でもあれば認定留保になりますので、職員はかなり前から受審・即認定を目標に、審査項目の自己チェックや必要なマニュアルの整備などに取り組んでいます。機能評価を受審することで、準備段階、本審査のいずれでも不備なことが指摘されれば、直して修正しますので、病院は確実に良い方向に進みます。これから審査終了まで、日常の診療で皆様にはご迷惑を掛けないように勤めますが、不首尾があった際はお許し下さい。

手術・治療情報の全国登録を開始します

 一般社団法人National Clinical Database(日本臨床データベース機構)への、手術患者に関連するデータの全国的な登録が今月から開始されます。登録されたデータは、患者さん個人が特定されないように管理され、研究に使用する際には倫理上問題がない研究のみに使用が認められます。集積された手術患者のデータを解析することで、国内の医療水準の評価、適正な専門医の配置、手術の治療成績や合併症の頻度、施設の診療科の特徴などが明らかになると期待されます。それが患者さんの日常診療にフィードバックされれば、さらに充実した医療の提供が可能になり、患者さんは今までよりも安心・納得して、手術や治療が受けられるようになるでしょう。
 当院では、外科と小児外科の手術患者さんが、登録の対象になります。登録に関する説明を受けて、登録を了解した患者さんを登録し、拒否の方は登録しません。登録に該当される方には、担当医が説明致しますので、質問があればその際にお尋ね下さい。登録へのご協力をお願いします。

NICUの工事が終了しました

 NICU重症ベッド増床工事は国の補助金を受け11月から始まり、工事中は患者数を減らさざるを得ず、他施設のNICUに患者さんの収容を無理にお願いするなどのご迷惑をお掛けしました。年末になって工事が終了して、運用を開始しました。周産期医療のパワーアップになればと思います。

外来のイスが新しくなりました

 年末の20日に、外来待合室のイスを更新しました。玄関ホールには少しお洒落なイスを並べ、各科には間に合う数のイスを配置しました。混みあう時には詰めてご利用いただき、イス配置等の不都合があれば受付などにお申し出下さい。待ち時間の短縮が患者さんにとっては何よりなのですが、先ずは、チョッとだけ座り心地の良くなったイスでお待ちいただくようお願いします。

感染症対策に手洗いとうがいを

 感染性胃腸炎、インフルエンザが流行する時期です。病院では清掃や消毒を普段より強化して院内の環境整備に配慮しています。しかし、お宅に比べると院内の床、手すりやイスなどは、あなたにとって病原性があり危険な細菌やウイルスが多いと推測され、外出先の人混みの環境でも然りです。外出からお帰りの際には、感染予防のため手洗いとうがいを忘れず、バランスの良い食事を摂り、十分な休養を取って、この寒い中を元気にお過ごし下さい。