新型インフルエンザ・技術と知識のスペシャリスト

新型インフルエンザ

第一呼吸器内科部長 三木(みき) 誠(まこと)

2、3年たてば、きっと普通のインフルエンザ

 新型インフルエンザみなさん、夏(秋)なのにインフルエンザがはやっていて、びっくりしていませんか? 新型インフルエンザは、5月中旬に国内第一例目が発生し、しばらくは感染者数が増加したものの、6月に入り下火になりました。しかし、8月中旬に定点当たりの患者数が1.69人と流行期に入り、今後は爆発的な感染拡大が予想されています。
ウイルスの毒性は、現時点では比較的低いものの、もともと慢性的な病気を持っている人がかかると死亡する危険性があるため、決して侮ってはいけません。けれども、単に怖がるだけでもいけません。個人個人のレベルで、“かからない”、“うつさない”ことに努めるべきです。
新型インフルエンザは、ウイルスのフルモデルチェンジ(図)のため、ほとんどの人々は免疫を持っていません。ワクチンも製造中で、完成しても量的な問題から国民全員が受けることが厳しい状況にあります。そこで、普通のインフルエンザと同様、マスク、手洗い、うがいを徹底し、睡眠・栄養に気を配り、基礎疾患がある方はなるべく人混みを避け、みんなで予防しましょう!

<新型インフルエンザの構造>
  赤い部分はヒトインフルエンザウイルス由来、紫色の部分はトリインフルエンザウイルス由来、緑色と濃紺の部分はブタインフルエンザウイルス由来。
(New Engl J Med 361: 115-119, 2009より引用)

技術と知識のスペシャリスト!

特定の分野において、熟練した技術と知識を持ち、ケアの質と向上をはかる“認定看護師”必要なケアの多い方やその家族、地域の方々に対して、組織的な看護サービスを行うことを目指す“認定看護管理者”
それぞれ教育・研修を受け、日本看護協会から資格認定されたスペシャリストをご紹介いたします!

社会の変化に対応し、良質の看護を提供したい

認定看護管理者
看護副部長(6階A病棟) 高砂(たかさご) 祐子(ゆうこ)

技術と知識のスペシャリスト

 私は、赤十字看護管理研修Ⅲで、経営管理・看護管理のマネジメントを学び、本年6月に、認定看護管理者認定資格を取得しました。認定看護管理者の使命は、多様なヘルスニーズをもつ個人や家族および地域の方々に対して、質の高い組織的看護サービスの提供をめざしマネジメントすることであり、2009年6月現在、全国で698名、宮城県では7名が活躍しています。
 当院は、「人道」を活動の基本とした赤十字の理念に基づき、「患者様を尊重し、確実で丁寧な看護の実践」を看護理念とし、常に、患者様ご家族本位の看護を適切に提供することをめざしています。私は、看護職が、広い視野に立って人間性を育み、信念を大切に、情熱を持って看護の専門性を高められるよう看護管理実践に取り組み、「自ら育つ力」「進化・発展する力」をサポートしていきたいと思います。

患者様中心の緩和医療を目指して

がん性疼痛看護認定看護師
8階A病棟 及川(おいかわ) 京子(きょうこ)

技術と知識のスペシャリスト

がん患者様に生じる痛みは、体の痛みだけではなく、不安・苛立ちなどの心の痛み、仕事や治療費などの社会的な痛み、どうして自分が癌になったのかというスピリチュアルな痛みが関わって生じています。それらの痛みを患者様と共有し、疼痛緩和出来るような薬剤の選択や看護ケアを行い、患者様の生活の質の向上を目標としています。
 また、がんによって生じる様々な苦痛症状を緩和し、患者様とご家族がよりよい時間を過ごすことが出来るように、緩和医療の充実と看護の提供を目指して活動しています。


一緒に解決の方法を見つけましょう!

皮膚・排泄ケア認定看護師
5階B病棟 高橋(たかはし) 綾子(あやこ)

技術と知識のスペシャリスト

 本年、皮膚・排泄ケア認定看護師の資格を取得することができました。
 現在は、ストーマ(人工肛門や人工膀胱)を造設された患者様のケアや退院に向けての指導を中心に活動しています。さらに週1回(金曜日)のストーマ外来において、患者様やご家族の相談をお受けしております。また、床ずれや胃ろうなどの創傷や失禁によって生じる皮膚障害に対し、専門的な知識と技術を用い原因の究明とケア方法の提案をさせて頂いております。床ずれの予防やケア・失禁へのケアなど、スキンケアに関してお困りのことがありましたら、ご相談下さい。
 患者様と一緒に解決の方法を見出し、生活の質の向上を目指していきたいと考えております。