医療集談会・患者さんの声

医療集談会

第89回仙台日赤医療集談会(7月27日)
  演題: 「乳癌の診療とがん対策のための戦略研究」
  演者: 東北大学大学院 医学系研究科 外科病態学講座 腫瘍外科学分野
大内(おおうち) 憲明(のりあき) 教授

第90回仙台日赤医療集談会(9月14日)
  演題: 「平成9年度中越地震への仙台赤十字病院としての対応」
  演者: 仙台赤十字病院 小児外科部長
遠藤(えんどう) 尚文(なおぶみ)
仙台赤十字病院 看護係長
武田(たけだ) 智子(ともこ)

第91回仙台日赤医療集談会(11月30日)
仙台赤十字病院 小児外科副部長 
鴇田(ときた) 克久(よしひさ)

H.pylori二次除菌療法 (保険適応となるまでの経緯と背景)

仙台赤十字病院消化器科 鴇田克久

消化性潰瘍を対象にH.pylori除菌療法が一般的治療(健康保険適用承認)となって7年が経過しました。我が国でのH.pylori感染率は1960年代以前の生まれでは70%を超えていると言われており、その除菌が胃潰瘍、十二指腸潰瘍の再発防止に大きな役割を有していることは多くの証拠により確かめられています。まず一次除菌療法ですが、プロトンポンプ阻害剤という胃酸分泌抑制剤とアモキシシリン、クラリスロマイシンといった2種類の抗菌剤を1週間服薬します。副作用としては、下痢、味覚障害等が言われていますが症状が軽度であれば途中で中止せず1週間服薬したほうが良い結果が得られるかと思います。ただし、まれではありますが出血性腸炎、アレルギー症状が報告されているのでこの場合は中止せざる得ないこともあります。以前は、この一次除菌療法で除菌成功率は80-90%でしたが、年々低下しており最近は70%前後の除菌率となってきました。この最大の原因が抗菌剤のひとつであるクラリスロマイシン耐性菌の増加が考えられています。クラリスロマイシンは耳鼻科、呼吸器科領域をはじめ、あらゆる領域で使用されている抗菌剤です。一次耐性率(除菌療法前よりクラリスロマイシンが効かない)20%以上、二次耐性率(一次除菌失敗後にクラリスロマイシンが効かなくなる)60%以上との報告もあります。そこで、一次除菌失敗例において2007年8月より、クラリスロマイシンのかわりにフラジール(メトロニダゾール)という薬剤による二次除菌療法が保険適応となりました。この治療法により、一次除菌で失敗した方も90%以上の方が除菌成功しております。今後、当科におきましても積極的に取り組んでいく予定ですので、以前に除菌失敗された方もお気軽に御相談ください。

患者さんの声 65号

【声】
駐輪場についてですが、以前、工事中に玄関横へバイクや自転車を置く時がありました。屋根付きで大変助かりました。また置くスペースも十分あり、出し入れも楽に出来助かりました。今の駐輪場には屋根も少ししか掛けてなく、狭くて雨の時など濡れて上着等の着脱も大変です。どうか、もう少し広さ等をお考えいただけたら幸いです。出来ましたら、以前の様に玄関脇を利用出来れば大助かりです。よろしく、お考えください。

【回答】


屋根のついた駐輪場

現在、駐輪場はロータリー北側の立体駐車場の階段に隣接した場所へ設置しております。この場所には屋根が設置されていないところから、雨の日などに駐輪場を利用される皆様には、ご不便をお掛けして申し訳ございませんでした。
早速、ご意見をいただいたことを機会に駐輪場に屋根を設置することについて検討を行い、屋根を設置することになりました。
(10月末に工事実施 ※写真参照)
  なお、駐輪場の移設に関しましては、正面玄関前付近やロータリー周辺の状況から、違う場所に移設することが難しいため、現在の場所を変更することは出来ません。立体駐車場の工事時間中はやむを得ず、一時的に正面玄関脇へ駐輪場を移設しました。しかし、正面玄関に出入りする患者様等の動線と重複し、バイクや自転車を止めるために歩道を通ることになり歩行者との接触事故の危険性が高くて、駐輪場には適さない状況でした。
このことを理解いただきたいと思います。