新年のあいさつ・もっとクロス!計画

新年を迎えて

看護部長 大場(おおば)美代子(みよこ)

新年おめでとうございます。多くの皆様の理解とご協力により、現在まで7対1入院基本料の維持ができましたことに感謝いたします。部署それぞれに内容、程度の異なる大変さはありますが、仕事を通して得られる喜びも大きいことと思います。部署間での業務量の違いには管理者としてつねづね心を痛めておりましたが「応援体制」により、大変なところ・困っているところをみんなで応援していくことは、他を知ることだけでなく、助け合う・協力するという(本来であれば当然のことですが)気持ちを再確認することに繋がったと思っています。
Red Crossせんだい前号で事務部長が「選ばれる病院を」と述べたように、働いている私たち職員が働き続けたいという病院にするために、ハードソフト両面が大切になりますが、経営困難ななかにあってもハード面での整備が新年度を迎えるまでには整いつつあります。ソフト面において大切なことは職場風土だと考えます。誇りややりがいを持ち、安心して働くことができる職場でありたいと誰もが願っていることと思います。職場風土、でもややもすると他人のせいにしていることはありませんか。働きやすい環境を自分たち自身で創り上げていくこと、患者様のことを誠実に考えることは当然ながら、一人一人の職員が明るく楽しく元気よくさわやかに仕事ができるようみんなで努力することではないでしょうか。患者さんのために何をしようかできるかを真剣に考え、今日自分は何ができたか、何をしたかったができなかったか、そのほか感じたこと気がついたことを話せる、言い合える風通しの良い人間関係づくりも基本になります。職場を変える原動力は、そこに働く一人一人の力であることを忘れることなく、二歩下がっても一歩前進の気持ちで取り組んでいきましょう。
もっとクロス!は、まさにもっとも身近な立場で患者さんに関わっている現場での実践が出発点だと思っています。

日本赤十字社どっとクロス!計画 のご紹介

 日本赤十字社(日赤)は全社をあげて、皆様にもっと赤十字を知って欲しいという活動、「もっとクロス!計画」を展開しております。日赤の前身はは、1877年の西南戦争に際し佐野常民及び大給恒によって設立された救護団体博愛社で、博愛社は西南戦争の傷病者を敵味方の差別無く救護しました。そして、日本政府がジュネーブ条約に加盟した翌年、1887年に博愛社から現在の名称になりました。日赤による国内最初の災害救護活動は、1888年7月福島県の磐梯山噴火災害での救護です。
日赤の活動は、国際活動、救護活動、医療事業、看護師養成事業、血液事業、社会福祉事業など多岐にわたっています。日赤の活動を支える財源は、社員が納める社費や一般からの寄付金で賄われています。なお、赤十字病院は独立採算制を基本にして運営され、医療事業だけは社費に依存せず行われています。日赤の社員には500円以上の社費納入で誰でもなれますし、多くの社員からは町内会費などの徴収の折に赤十字への社費が納入されています。
日赤が行う国内の災害や国外の紛争・災害への救護・復興への支援は、社費とその都度募集する各種の救援金がその財源になっており、国からの財政支援を受けていません。そこで、赤十字は紛争の最中でも政治的に中立を保ち、赤十字マークの下に負傷者や難民の救援に当たることが出来るのです。皆様には、日赤が国から資金を受けないこの理由をご理解され、社費拡充への協力をお願いします。

日本赤十字社の詳細についてはホームページにアクセスしてご覧下さい。
日本赤十字社ホームページ:http://www.jrc.or.jp/