病院の歩み・ワンポイントアドバイス

■仙台赤十字病院の歩み -その4-

広報委員会委員長 中川 国利

仙台赤十字病院の歩み八木山時代

敷地の狭隘化、施設の老朽化などの理由により、五橋からの移転整備の構想が持ち上がりました。また地域に根ざした最新の医療を目指し、さらに小児医療を中心とした特色のある診療機能を備えた総合病院が県市民から望まれました。そこで昭和57年4月、現在の八木山に病院が移転することになりました。当地が移転先に決定した最大の要因は、仙台市西南部に総合病院がなく、風光明媚な環境であることでした。ただ交通の便利な仙台市中心部を離れることには大きな反対がありましたが、仙台市立病院の五橋への移転が決定したこともあり移転が確定しました。(写真)。当時の診療科は19科、病床数は一般361床、結核54床の計415床でした。また職員数は、医師27名、看護師139名、薬剤師8名などの計289名でした。
その後、更なる医療の充実のために、平成6年3月には南棟を増築し、さらに腎センター、大腸肛門病センター、総合周産期母子医療センター、健診センターを設立しました。また職員の増員にも努め、平成19年6月現在の職員数は医師76名、看護師302名、薬剤師11名などの計546名です。また病床数は一般430床、結核30床の計460床です。
救護活動としては、国際的には昭和60年9月にスーダン干ばつ、昭和61年9月にバングラデシュサイクロン対策事業で事務員を、昭和62年9月ベトナム難民救護に看護師、平成元年4月ネパールに事務員を、平成3年1月湾岸戦争に看護師を、平成6年6月アフガン内戦に医師を派遣しました。
また、国内的には平成5年8月北海道南西沖地震、平成7年2月阪神淡路大震災、平成12年4月有珠山噴火災害、平成15年7月宮城県北部連続地震、平成16年10月新潟県中越地震、平成17年8月宮城県北部地震などに、救護班を派遣しております。 仙台赤十字病院の82年の歩みを振り返りますと、幾多の困難の中にも地域住民に支えられ、そして病院に奉職された先人達の弛まぬ努力により、現在の仙台赤十字病院が存在していることが解ります。今後も職員一同、心を新たにして人道博愛の赤十字の理念を達成するために、地域住民の医療と福祉に貢献してゆきたいと思います。

■ワンポイント・アドバイス

栄養課
食事バランスガイド平成12年に健康で豊かな食生活の実現を目指して策定された「食生活指針」を具体的な行動に結びつけるために、食事の望ましい組み合わせや、おおよその量を、イラストで示した「食事バランスガイド」が策定されました。
「食事バランスガイド」は、自分自身や家族の食事を見直すきっかけにし、実際に生活の中にとりいれることで「バランスのとれた食生活の実現」を目指すものです。
「食事バランスガイド」は、1日に摂る料理の組み合わせとおおよその量をイラストで示しています。

<食事バランスガイドの見方>

 参考資料:社団法人日本栄養士会発行「食事バランスガイド」