■坐薬について                  調剤第一係長 福地 祐司
 坐薬とは、肛門などに挿入して用いる固形の薬剤で、痔疾など局所での作用を目的としたものと、解熱や鎮痛など全身作用を目的としたものとがあります。坐薬の解熱剤や鎮痛剤は、飲み薬と違い、胃を荒らす副作用が少なく、注射のように即効性で確実な効果が期待できます。
 小児で、1/2個などの指示の場合は、清潔なカッター等で斜めに切り、尖った部分を指で暖めて丸め、挿入して下さい。お尻から出てしまった時でも、形がほとんど残っている場合は新しい薬を挿入し、溶けて形がない場合はそのまま様子を見て下さい。
 坐薬の「坐」は、座るの「座」ではありません。坐薬が処方されても、「正座して飲む薬」などとは決して思わないで下さい。



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