■ME室ってどんなところ?

電子式血圧計、輸液ポンプ、人工呼吸器などのような医療用電子機器(ME機器)の操作をしたり、点検、また、修理をするところで、当院の3階にあります。昭和57年4月14日、3階中央に開設した器材室は、当初2名のスタッフで、人工呼吸器6台、輸液ポンプ5台、酸素テント7台、心電図監視装置5台、自動血圧計3台、酸素流量計、吸引機などの貸出、点検修理などをすることから始まりました。当時は建物も器械も新しく、器機の台数も少なく故障も少なかったため、調度課という部署で注射器や手術材料、検査試薬などのような各科で使用する診療材料の購入係も兼務していました。中央器材室の開設から6年経過した昭和63年には臨床工学技士制度が法制化され、人工呼吸器やその他の周辺機器の操作及び保守点検は、新しくできた医療技術者の免許を取得しないと従来の業務ができなくなりました。また、当時は医療機器が高度化されて最新器械が追加され、人工呼吸器10台、心電図モニター10台、輸液ポンプ15台、その他機器も種類と台数が増えたため、スタッフ1名が免許を取得し、これら機器の操作、保守管理を正式に実施するようになりました。平成元年からは未熟児集中治療室の人工呼吸器、監視装置、保育器など数多くの器械も扱い、また、救急車の使用後処理、ナースコール、医療ガス設備、蒸気滅菌装置の管理も業務に加わり、広範囲にわたり仕事が増えてきました。医療機器や設備の取扱者には専門的技術が要求されるので、機器や設備ごとの資格が必要となり、メーカーが実施する技術認定から、電気工事毒物劇物、ボイラー設備、高圧ガス製造、衛生管理などの国家資格まで取得して修理及び保守管理をしています。多くの器械は電気で動いているため、点検修理には新しい電気知識を必要とするので、情報も含めて学習は欠かせないものとなっています。ME機器の操作及び保守点検を専門に業とするので、名称も「ME室」に変更し、現在では酸素テント8台、輸液ポンプ49台の分解点検設備、人工呼吸器21台の呼吸回路組立、回路交換、接続操作など、その他数多くの機器が安全に使用できるように対処しています。特に人工呼吸器に関しては、24時間体制で待機し、緊急時に備えています。「ME室」は、さながら病院の修理工場となっています。

<ME室係長 貝山 信秀>
 
■ウォッシュレット基金として百万円寄付

 日本赤十字社宮城県支部元事務局長 佐藤千代人様、当院前院長 手島貞一様からそれぞれウォッシュレット基金として当院へ寄付され、このたび個室病棟にウォッシュレットトイレが整備されることになりました。
 この寄付は、佐藤様の奥様が当院に入院されていたおり、ウォッシュレット設備がなく不便な思いをされたことから、「是非ともウォッシュレットトイレを」と要望され、この趣旨に手島様が賛同、それぞれ百万円寄付されたものです。
 7月23日(火)には、小山院長より手島様に赤十字金色有功章が、佐藤様には日本赤十字社感謝状(すでに有功章佩用)が手渡され、感謝の意を表しました。




(C)2000 The Japanese Red Cross Language Service Volunteers Web Services.